正社員で働いているエンジニアはしばしば残業に見舞われて苦労しています。
中には残業は当たり前だと考えているエンジニアも見かけます。
しかし本来そうではありません。
あまりに残業時間が長いと仕事を中心にして生活を組み立てなければならなくなります。
また、不規則に残業があると仕事のある日はプライベートの予定を入れられなくなってしまうことになります。
本来残業はない方が良いものです。
まずは残業を悪と認識し、残業してまで仕事をしすぎないための考え方を持つことが重要になります。
残業は良くないものという認識を持ったエンジニアの中には、思い立って雇用形態を切り替える例もあるようです。
正社員として働いている以上は基本的には残業をせざるを得ない場合があります。
しかし独立してフリーランスになると残業を減らせます。
フリーランスは会社と雇用契約を結ぶわけではないからです。
契約内容は基本的に企業と自分が話し合って決めるため、残業に関することをキッチリ決めておくことが大切です。
また派遣社員になってもその問題は解決されるでしょう。
残業をするのは現場からの要求があるからであり、正社員はそれに応じなければなりません。
これは雇用契約に基づいているものなので、派遣社員には必ずしも適用されないのです。
派遣社員の場合には派遣会社を通じて残業を命じられた場合には断れませんが、現場から直接の指示で残業をする必要はないのが原則になっています。
この点に着目して転職した結果、残業なしで働けるようになっているエンジニアも多くいます。
さらにはこの転職によって年収を上げるのに成功している事例もあります。
それまでに必死に働いて培ってきたキャリアを生かせるのが派遣社員の魅力であり、努力を積み重ねてきたエンジニアほど時間単価が高くなりやすいです。
結果として正社員として働いていたのとあまり変わらないレベルまで働くと、正社員の頃以上に稼げる場合もあるのです。
そのため、派遣社員になるのはエンジニアにとっては魅力的な働き方の一つと言えるでしょう。